歯の黄ばみ

ホワイトニングの必須事項「PMTC」とは?

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歯科医院でホワイトニング治療をする際に、
「PMTC」ということを必ず行います。

「PMTC」とは
「Professional Mechanical Tooth Cieaning」の
頭文字をつなげて省略した呼称です。

スウェーデンの歯科医師Per Axelson と
歯科衛生士Brigitta Nystromが提唱した
治療方法です。

PMTCの定義は、

歯科医療従事者が専用の器具を用いて、
全ての歯の表面上に存在する歯石および
プラークを除去し、

歯肉縁下1~3mmの歯肉溝内部のバイオフィルム
の除去を行い、歯磨剤などを使って歯面を研磨
する方法とされています。

なぜホワイトニング前にPMTCが必要なのか?

歯には「清潔域」と「不潔域」が存在します。

歯の表面に付着する「バイオフィルム」という
ものは、これらのうちの「不潔域」と呼ばれる
部位に付着しやすいといわれています。

「不潔域」には主に、歯と歯の間・噛む面の溝
歯肉に近い歯の表面・治療した部位の境界線
入れ歯の金具の付近などがあります。

この不潔域にあるバイオフィルムは、
歯ブラシやデンタルフロスなどのホームケア
では完全な除去はできません。

そのため、より強い清掃性を発揮するPMTCが
必要であるといわれています。

ホワイトニングの大敵「バイオフィルム」の意外な正体とは?

バイオフィルムとは、主に硬い組織の
表面に着いたバクテリアが生息する
コロニー(菌塊)のことをいいます。

その形成のステップは

1:唾液の存在するところで、固体表面に
細菌が付着します
2:細菌が細胞外多糖(EPS)を分泌します。
3:バイオフィルムの形成が始まります
4:細菌の棲み分けが起こりコロニーが
巨大化しバイオフィルムが成熟します
5:過密状態により細菌が放出されます

という経過を辿ります。

歯の黄ばみを加速するバイオフィルムの働きとは?

バイオフィルムは、歯周病や虫歯の原因
となるデンタルプラークの付着と形成の
足がかりになります。

特に口の中ではM.strepococciが分泌する
グルコシル・トランスフェラーゼという
酵素がショ糖を分解する際に生じます。

バイオフィルムは非水溶性グルカンと呼ばれ
その内部では細菌の生育に望ましい環境が
備えられています。

この細菌が成熟すると24〜48時間ほどで
酸を放出するようになります。
この酸は虫歯を作る原因にもなります。

歯の黄ばみの落とし方とPMTCの関係とは?

歯のエナメル質や象牙質などの構造物が
直接的に変色する場合を除いて、歯の黄ばみ
の多くが歯の表面に付着するもので生じます。

つまり、

口の中に入る着色物質が、バイオフィルム
へと吸着されることにより、歯が黄ばんで
見えるようになるということです。

この時、歯の表面にあるバイオフィルムを
除去すれば一緒に黄ばみも取り除けるように
なります。

そして、バイオフィルムの除去にはPMTCの
ような「機械的刺激」といわれる作用によって
のみ落とすことができます。

「機械的刺激」とは、ブラシのようなもので
摩擦を生じさせて与える作用のことです。

ただ、PMTCのような摩擦の作用を
毎日の習慣に取り入れることは困難です。

そこで、日常の歯磨きが有効となるのですが、
それだけでは残念ながらPMTCほどの「回数」
が期待できません。

ですから、これらの作用にプラスして、
歯の黄ばみを「浮かす」「分解する」など
の薬理作用を付け加えることが効果的です。

それを可能にするのが
「ホワイトニング歯磨き粉」の作用です。

歯の表面に付着してしまった黄ばみには、
歯ブラシによる機械的刺激と、ホワイトニング
歯磨き粉の薬理作用の相乗効果が有効です。

歯磨きをちゃんとしているのに、段々と
歯が黄ばんできてしまっているなら、
ホワイトニング歯磨き粉の併用がおすすめです。

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